はじめに
最近、ChatGPTを使って画像を作る人が増えています。
とはいえ、「プロンプトってどう書けばいいの?」「アニメ風って入れるだけで本当に変わるの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、画像生成AIは“たったひとこと”で、仕上がりの雰囲気がガラッと変わります。
この記事では、同じテーマでプロンプト(指示)だけを変えて画像を作り比べてみた実例をもとに、プロンプトの書き方のコツや作風ごとの特徴を紹介していきます。
※ちなみに最近では「ジブリ風」という言葉も流行ってますね。SNSやYouTubeでもよく見かけます。
テーマは「ChatGPTを使っている人とロボット」
今回の実験では、テーマをひとつに固定して、プロンプトのスタイルだけを変えていきました。
ChatGPTを使っている人物と、そばにいるロボット
ここから「アニメ風」「マンガ風」「ファンタジー風」「実写風」「リアルアニメ風」などの指示で画像を生成。その違いを見比べていきます。
作風別:画像比較とポイント解説
- アニメ風
くっきりとした線、明るい色調。SNSやYouTubeのサムネに◎ - マンガ風
白黒やトーン、吹き出しつき。動きのある印象。 - ファンタジー風
魔法書やローブなど、中世RPG風の演出。 - 実写風
写真のような肌・背景。広告やアイキャッチにも。 - リアルアニメ風
アニメ感+リアルな光と質感。映画のような雰囲気。
スクリーンショット付き実例(チャット実演)
① ChatGPT×ロボット編
- マンガ風
- アニメ風

- 実写風

- 少女マンガ風

- リアルアニメ風

- ファンタジー風

② 日本アニメ風
- 青春アニメ風

- 劇場アニメ風

- 90年代アニメ風

-
- OVA風
- OVA風
- 漫画太郎風

「◯◯風」のプロンプトが変えるもの一覧
| 指示の種類 | 変わる要素 | 見た目への影響 |
|---|---|---|
| スタイル(画風) | 線の太さ/色味/立体感 | アニメ風はくっきり、油絵風は厚塗り、実写風は肌や髪がリアル |
| 世界観(ジャンル) | 背景/衣装/小物 | ファンタジー風なら魔法の本やローブ、サイバーパンクならネオンや機械 |
| 時代感 | 色味/服装/道具 | 昭和レトロ風ならセピア調+電話機、未来風ならホログラム等 |
| 国・地域イメージ | 建築/服装/色彩 | 和風=畳、中華=赤×金、欧州=石造りの街並み |
| 質感指定 | 描き込み/光/ノイズ | 水彩画風はにじみ、HDR風は極端な明暗 |
よく使われる「◯◯風」スタイル一覧
| スタイル名 | 特徴 |
|---|---|
| アニメ風 | 明るい色と太線、親しみやすい雰囲気 |
| マンガ風 | 白黒や吹き出し、コマ割りの演出 |
| ファンタジー風 | 魔法・剣・古城などRPG的世界観 |
| 実写風 | 肌や影の表現がリアル、写真風の仕上がり |
| リアルアニメ風 | アニメ顔×映画風の光と陰影 |
| 昭和レトロ風 | 茶の間やちゃぶ台、古看板、懐かし演出 |
| ジブリ風(参考) | 柔らかい背景と温かい色味(本文で軽く触れる程度) |
アニメ風のタッチ分類まとめ
| スタイル名 | 特徴 | 例(参考) |
|---|---|---|
| 現代アニメ風 | 明るく線がくっきり | ヒロアカ、リコリコなど |
| ジブリ風 | 素朴なキャラと緻密な背景 | 千と千尋、となりのトトロ |
| 新海誠風 | 光と空の透明感 | 君の名は、天気の子 |
| 京アニ風 | 表情の柔らかさと繊細な光 | ユーフォ、ヴァイオレット |
| 劇場アニメ風 | 映画的な構図・光 | スズメの戸締まりなど |
| 少女マンガ風 | 大きな目・キラキラ背景 | りぼん、なかよし系 |
| 90年代風 | シンプルな背景・力強い線 | 幽遊白書、セーラームーン |
| OVA風 | 濃い陰影、緻密な絵柄 | AKIRA、パトレイバー |
| 漫画太郎風 | 劇画ギャグ、デフォルメ強 | 漫☆画太郎 |
⚠️ 画像生成時のご注意:
人物やキャラクターの見た目が著名人・既存作品に似てしまう場合、肖像権や著作権に抵触する可能性があります。
特に「ジブリ風」「○○に似せて」などの指示を行う際は、個人利用を超える場合に十分注意してください。
人物やキャラクターの見た目が著名人・既存作品に似てしまう場合、肖像権や著作権に抵触する可能性があります。
特に「ジブリ風」「○○に似せて」などの指示を行う際は、個人利用を超える場合に十分注意してください。
まとめ:プロンプトは“画像の設計図”
画像生成AIで満足のいく結果を出すには、技術よりも“翻訳力”が大事です。
つまり、「自分のイメージを、AIに伝わる言葉にできるかどうか」。
ChatGPTは、プロンプトの試行錯誤にもぴったりな相棒。
今回のように、同じテーマでスタイルだけを変えて比べてみると、自分の好みや用途に合ったスタイルが見つけやすくなります。
「なんとなくイメージはあるけど、どう言えばいいかわからない」──そんなときこそ、この記事を思い出してください。
画像生成は、言葉選びの冒険でもあります。
ご覧いただきありがとうございました!今後も画像生成やプロンプト術をいろいろ試していきます。
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