最近、トカラ列島を中心に群発地震が続いており、「これは前兆か?」「7月に大地震が来るのでは?」と不安な声が増えています。
私自身、過去に地震のことを長期間調べ、観察してきたことがあります。
そして分かったのは、今の科学では地震を正確に予測することは非常に難しいということです。
🔍 地震予知は本当にできるの?
大学や専門機関によって、地震予知の研究は数十年続けられてきましたが、
たとえば東日本大震災や熊本地震といった近年の大地震を事前に「当てた」人は誰もいません。
地震の発生にはプレートの歪み、地殻変動、断層のずれなど複雑な要因があり、予知は現時点では不可能とされています。
🌀 ネットの“予言者”は信じていい?
X(旧Twitter)などでは、「○月○日に大地震が来る」というような予言を見かけることがあります。
- 根拠が曖昧
- 「近いうち」「強い揺れ」といった抽象的な言い回し
- 当たったときだけ強調し、外れたことには触れない
- 後出しジャンケン
こういった投稿は、恐怖心を煽るだけで根拠がないものがほとんど。冷静に受け止めることが大切です。
📊 群発地震のあとは本当に危ないの?
統計的には、群発地震のあとに大地震が発生した事例もありますが、
すべての群発地震が本震の前兆とは限りません。
たとえば、2021年に同じくトカラ列島で数百回の地震が発生しましたが、大地震にはつながりませんでした。
今回の2025年のケースも、専門家は「注視すべきだが、大地震につながるとは断言できない」としています。
✅ 結局どうすればいい?
日本は元々、どこでも大地震が起きる可能性のある国です。
だからこそ、「地震が来るかどうか」よりも、いつ来ても備えておくことが大切です。
- 非常用持ち出し袋の点検
- スマホのモバイルバッテリー確認
- 家具の固定やガラス飛散防止フィルム
- 避難経路と家族の連絡方法を確認
📌 まとめ:冷静に、日常から備える
予言や憶測に振り回されるのではなく、現実的な防災行動こそが、自分と家族を守る手段です。
この7月も特別に不安になる必要はありません。災害はいつ起きるか分からないし、いつまでも起きないかもしれない。
いつもどおりの備えをして、落ち着いて過ごしていきましょう。
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