1ヶ月半ほど前、ChatGPTでマンガを作ろうと試みたときは、吹き出しの中が英語ばかりになってしまって、日本語マンガっぽく見せるのにかなり苦労しました。
ところが――
今回、改めて同じようなことを試してみたところ、日本語の吹き出しが自然に入ったマンガ画像がほぼ自動で作れるようになっていてびっくりしました。
ほんの短期間でのこの進化、これはすごい。
以前の記事
【ChatGPT】ChatGPTの苦手なこと!マンガ作成に挑戦!上手くいかない
■きっかけは「画像に吹き出し入りのマンガを作りたい」だった
マンガのような形式でストーリーを伝えたい。でも、毎回画像を作って、セリフを考えて、吹き出しを配置して…という作業は地味に大変。
ChatGPTで画像生成ができるのは知っていたので、「じゃあ吹き出し入りの4コママンガみたいな画像も作れるのでは?」と再挑戦してみたのが今回のスタートです。
ちなみに今回試したのは、次の画像の通り。
サンプルの画像をアップロードして
「このキャラクターでマンガ作って」
というザックリとした指示だけです。
そのあと、いろいろ確認がありましたが、全て「お任せで」で乗り切りました。
ストーリーも作ってもらっています。
■1ヶ月半前は、セリフが全部英語で苦戦した
以前試したときは、確かに4コマ風の画像はできるものの、吹き出しの中が全部英語で「これは日本向けに使えないな…」という印象でした。
「ChatGPTに日本語で指示しても、絵は英語のまま」という状態で、結局、画像編集ソフトで日本語に直す作業が必要だったんです。
■今回やってみたら…吹き出しが自然に日本語に!
ところが今回は、キャラのセリフがちゃんと日本語で表示されている!
しかも、マンガのようなコマ割りも自然で、セリフのやり取りもそれっぽい。
ページ数を重ねてもキャラのトーンがブレず、ストーリーとしても成立している。これは正直すごい。
画像の雰囲気も、アニメ風でクオリティ高めです。
■漢字はやや苦手。でも画像編集で対応できる
もちろん、完璧ではありません。
例えば、「メモメモ」や「ふむふむ」などの平仮名は自然に出せる一方で、難しい漢字や熟語になると表示が崩れたり不自然になったりすることもあります。
でもその場合は、吹き出しの中だけを画像編集ソフトで差し替えることで、違和感のないマンガが完成します。
つまり、今の段階でも「下書きとしては十分すぎるほど実用的」になってきているということです。
■まとめ
たった1ヶ月半という短い期間でも、ChatGPT×画像生成の精度は明らかに進化しています。
特に「日本語マンガを自動で作る」というジャンルにおいては、もう“あと一歩で完全自動化”というレベルまで来ていると実感しました。
これからマンガ形式のコンテンツを作りたい人にとって、間違いなく強力な選択肢になります。
■おまけ
ちなみに今回作ったマンガはこんな感じです。
X(旧twitter) https://x.com/Kantanstart
instagram https://www.instagram.com/kantan