X(旧Twitter)のAI「Grok」に、2025年5月17日前後から画像生成機能のアップデートが行われました。
これまでのGrokは、横長(ランドスケープ)形式(例:1024x768)の画像しか生成できず、スマホ向けの縦長画像には不向きでした。
しかし、今回のアップデートにより縦長(ポートレート)画像の生成が可能になりました。
実際の画像比較
まず、これがこれまでの横長画像:
そして、こちらが新しく生成できた縦長画像:
確認できたサイズ例
Grokの画像は、用途によって最適な縦横比で生成できるようになり、特にスマホ向けSNS投稿や壁紙作成に便利になりました。
画像比率を変更する方法(Grokに聞いた手順)
Grokで希望する縦横比の画像を生成するには、プロンプト内でアスペクト比を明記するのがコツです。
- アスペクト比を直接指定(例: 4:3, 3:4, 1:1)
例:「3:4の縦長の画像を生成してください。アニメ風のキャラクター
」 - 「縦長」「横長」とキーワードで指定
例:「縦長の画像を生成してください。スマホの壁紙に合う東京タワーの写真
」 - 画像の用途で間接的に伝える
例:「スマホの画面に合う縦長の画像を生成してください。未来都市のイラスト
」
注意点(2025年5月時点)
- デフォルトは縦長に変更:明示しないと3:4で出力されるようになりました
- 日本語でもOK:比率やキーワードを具体的に書けば問題なし
- 無料プランは1日3回まで:試すなら慎重に
- ピクセル単位の指定は不可:現時点ではアスペクト比指定のみ有効
- 画像には透かしあり:「GROK ⧄」が右下に入る場合あり
具体的なプロンプト例
- 縦長画像:
3:4の縦長の画像を生成してください。ピンク色のバラの花束、水彩画風
- 横長画像:
16:9の横長の画像を生成してください。SF映画のような宇宙船の内部
- 正方形画像:
1:1の正方形の画像を生成してください。黒猫のリアルなポートレート
まとめ
今回のアップデートにより、Grokの画像生成はより柔軟に使えるようになりました。縦長画像のニーズが高いSNSや壁紙制作にもぴったりです。
これからもGrokのアップデートに注目しながら、自分の用途に合った画像を効率的に作っていきたいですね!
参考リンク
X(旧twitter) https://x.com/Kantanstart