こんにちは。
最近「ChatGPTで画像生成したけど、思った通りにならない」「指示が通らない」と感じる方が増えてきました。
実は“どのモデルを選ぶか”で仕上がりや効率が大きく変わります!
■ 画像生成は「4.1」と「4o」で体感が変わる?
このブログではAI画像生成を日常的に使ってきましたが、同じプロンプトでも「4.1」と「4o」で結果が微妙に違うことを実感しています。
特に「文字を左寄せにして」「顔に文字をかぶせないで」など、細かいレイアウト指示や否定命令に関しては、4.1のほうが素直に言うことを聞いてくれる率が高いというのが筆者の体験です。
例えば、次のような違いを感じています。
- 「顔の右上にタイトル文字だけ入れて」→4oは文字やキャラの位置がずれることが多い。4.1は指示通りの配置になりやすい。
- 「中央寄せ禁止」など否定命令→4.1だと通るが、4oだと勝手に中央に寄る場合もあった。
SNSやX(旧Twitter)、AI系YouTuberの動画でも「4.1と4oで画像生成の指示の通りやすさが違う」という話題は散発的に見かけますが、「圧倒的に4.1の方が優れている」と大多数が断言している訳ではありません。
記者レビューや一部公式アナウンスでも「命令解釈力やプロンプト忠実性は4.1で強化」とされています(詳細は下記)。
■ GPT-4.1と4o、どう使い分けるのが効率的?【筆者の運用例】
- まず「4o」でサクッと画像生成(速い・上限多い・ラフなバリエーション出しやすい)
- 細かいレイアウトや配置、否定命令(「左寄せで」「顔に文字かぶせないで」など)がうまく通らない場合は4.1で再生成
- どうしてもバランスや日本語テキストが崩れる場合は「文字なし画像」を出力→Canva等で仕上げる
この方法だとストレスなく、狙い通りの画像が作りやすくなりました。
■ GPT-4.1/4o 画像生成の違いと仕様根拠
GPT-4.1はOpenAIによると「命令・制約の解釈力を強化した改良版」と位置付けられています。
ニュースサイトでも「GPT-4.1は“instruction following”つまり細かい命令への忠実性が上がっている」との評価記事が出ています。
ただし「画像生成そのものが美麗」「すべての指示が通る」などと断言できるほど大きな差があるわけではなく、“日本語から英語へのプロンプト変換や、否定命令の通しやすさ”の精度が4.1のほうがやや上と感じています。
■ GPT-4.5は画像生成できない理由と現状
2025年春まで一部環境・外部AIで使われていたGPT-4.5ですが、現在のChatGPT公式(OpenAI Web/アプリ)では画像生成機能は使えません。これは
- GPT-4.5は主にAPIや外部サービス向けのテキスト特化モデルとして開発された
- 公式UIでは「GPT-4」「GPT-4.1」「GPT-4o」しか画像生成に対応していない
- 2025年夏までに「4.5」自体もAPI廃止予定(OpenAI発表済)
といった経緯が理由です。
一部のサードパーティAI(Perplexity、Geminiなど)で4.5表記を見ることはあっても、画像生成はできません。今後はChatGPT公式では「4o」「4.1」の2択が現実的な選択肢です。
※ 以前は「Which models support image generation?」という公式ヘルプページが案内されていましたが、2025年6月時点でリンク切れとなっています。
最新情報は以下の公式ページやUI表記を参照してください。
ChatGPT公式UIのモデル選択画面(最新情報が反映)
■ 各モデルの比較表【2025年版】
モデル名 | 画像生成対応 | テキスト処理 | 主な特徴・備考 |
---|---|---|---|
GPT-3.5 | × | ◯ | 無料プラン標準 |
GPT-4 | ◯(DALL·E3) | ◯ | Plus/Team向け。画像生成高精度 |
GPT-4.5 | ×(テキストのみ) | ◯ | API・外部AI向け。公式ChatGPTでは画像生成不可。2025年7月終了予定 |
GPT-4.1 | ◯(DALL·E3) | ◯ | 現主流。細かい命令の解釈力が強化 |
GPT-4o | ◯(DALL·E3) | ◯ | 最速&マルチモーダル。初期設定 |
■ 運用の実際【現場フロー例】
- まず4oでざっくり生成→OKならそのまま採用
- 「どうしてもレイアウト/バナー/複数キャラ」などこだわりたい場面では4.1で再生成
- それでも無理なら画像だけAIで生成→Canvaや画像編集ソフトで仕上げる
この流れだと“モデル選び”の手間は最小限で済み、仕上がりの妥協も減らせます。
■ 運用の実際【現場フロー例】
- まず4oでざっくり生成→OKならそのまま採用
- 「どうしてもレイアウト/バナー/複数キャラ」などこだわりたい場面では4.1で再生成
- それでも無理なら画像だけAIで生成→Canvaや画像編集ソフトで仕上げる
この流れだと“モデル選び”の手間は最小限で済み、仕上がりの妥協も減らせます。
■ GPT-4oと4.1の切り替え方法と初期設定について
ChatGPTでは、画面上部のモデル選択欄(例:「GPT-4o」や「GPT-4.1」など)をクリックすることで、モデルを自由に切り替えることができます。
- 画面左上、もしくはチャット画面の上部にある「GPT-4o」や「GPT-4.1」などのモデル名をクリック
- 希望するモデル(例:「GPT-4.1」)を選択してクリック
はい、だいぶ正確ですが、「同じチャット内」という部分の説明をもう少し明確にした方が誤解が減ります。
補足・改善案
ChatGPTの挙動としては――
今開いているチャットのモデルを切り替えると、そのチャット内では“ずっとそのモデル”が使われる
「新規チャット」を作成した場合は、通常(GPT-4oなど)の初期モデルになる
という仕様です。
※切り替えた直後から、そのモデルが利用されます。
さらに、一度モデルを切り替えると、そのチャットでは「次回以降も同じモデル(例:GPT-4.1)」がデフォルト(初期設定)として使われます。
(例:4.1に切り替えて画像を作った場合、次回そのチャットを開いても4.1が選択された状態で始まります)
新しくチャットを作成した場合は、通常通り「GPT-4o」などの初期モデルが選ばれます。
「元に戻したい」ときは、もう一度モデル名をクリックして別のモデルを選択すればOKです。
■ よくある質問・補足Q&A
- Q. GPT-4oと4.1、どちらが“公式推奨”ですか?
- 日常使い・高速生成は4o、こだわりたい時や否定命令を効かせたい時は4.1。どちらも公式サポート対象なので、状況に応じて使い分けが最適です。
- Q. 4.5で画像生成できるって書いてるブログを見たけど?
- 2024年〜25年初頭までは一部外部AIで「4.5+画像生成」の組み合わせがありましたが、公式ChatGPT(OpenAI Web/アプリ)では一切非対応です。情報が古い/外部サービスの仕様か、勘違いのケースが多いので要注意!
- Q. SNSで「4.1のほうが指示通る」と言ってる人は多い?
- 一部のAIイラスト検証系ブログやXの投稿、OpenAI公式コミュニティで「4.1の方が否定命令やレイアウト指示が通る」という体験談・比較は見かけますが、誰もが必ずそう感じるとは限りません。
筆者も100件以上テストし、その傾向を実感していますが、記事内容はあくまで“自分の体感”+“記者レビューや公式情報”に基づくものです。
■ まとめ
- 画像生成AIは「モデル選び」で結果も効率も大きく変わる
- 普段使い/高速生成は4o、細かな指示・否定命令重視なら4.1が現状ベスト
- 4.5は現在、公式ChatGPTで画像生成は一切不可
- 根拠不明な煽り表現は排除し、体験+客観情報で記事を構成
もし「ここどうなってる?」「この条件で試して」など質問があれば、この記事のコメントやSNSでご連絡ください。
記事は今後もアップデート&修正予定です。
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