こんにちは。
最近、ChatGPTを使っていて「あれ?モデルの選択ができなくなってる?」と思った方も多いのではないでしょうか。
実はこれ、「GPT-4.5」というモデルが 短期間で提供終了に向かっている ことが関係しています。
この記事では、専門知識がなくてもわかるように、最新情報をまとめてみました。
GPT-4.5ってなに?
GPT-4.5は、ChatGPTの「中身(AIモデル)」のひとつで、2025年2月に登場したばかりのモデルです。
- より長い文章を理解できる
- 間違った情報を話す確率が少ない
- 画像や音声にも対応しやすくなっていた
でもなぜ突然使えなくなったの?
2025年5月15日現在、多くのユーザーのChatGPTアプリでは モデルの選択ができなくなっており、「GPT-4.5」が消えています。
これは、OpenAIが以下のような理由で GPT-4.5を段階的に廃止している ためです。
※2025年5月16日朝には使用できるように戻っています。(追記に説明あり)
廃止される理由(分かりやすく)
1. コストが高すぎた
GPT-4.5は性能が高いぶん、使う側も、運営するOpenAI側もすごくお金がかかるモデルでした。
- 入力:100万文字で約1万2千円
- 出力:100万文字で約2万4千円
2. もっと安くて速い新モデルが出た
OpenAIはその後すぐに「GPT-4.1」や「GPT-4o」というモデルを発表。
これらは GPT-4.5と同じくらい賢いのに、料金がかなり安い!
そのため、GPT-4.5は役目を終えた形となりました。
GPT-4.5はいつまで使えるの?
OpenAIの発表によると、GPT-4.5のAPI提供は2025年7月14日(日本時間 7月15日)で終了します。
今使われているモデルは?
現在、ChatGPT Plus(月額20ドル)を使っている人の多くは、表示は「GPT-4」でも中身は 「GPT-4o」 が使われています。
まとめ:GPT-4.5は“すごすぎて使われなかった”
- GPT-4.5は優秀だったけど、コストが高すぎた
- OpenAIは「GPT-4o」という安くて速い新モデルに移行中
- 今後は、よりシンプルで使いやすいAIが主流に

おまけ:モデルが選べなくても心配なし!
ChatGPTでは、常に最適なモデルが自動で選ばれるようになっています。
モデル名が表示されなくても、しっかり進化したAIを使えているのでご安心を。
【追記:2025年5月16日(金)午前7時】ChatGPTで「モデル選択」が再び表示される現象について
この記事を公開した2025年5月15日(木)午前の時点では、多くの環境で「GPT-4.5」などのモデル選択ができなくなっていました。
しかし、翌朝(5月16日)に一部のユーザー環境で、「GPT-4」「GPT-3.5」などの選択肢が再び表示される現象が確認されています。
■ 一時的な仕様変更、またはA/Bテストの可能性
OpenAIでは、画面の表示や機能をユーザーごとに試験的に切り替えることがあります(いわゆるA/Bテスト)。
そのため、ある人は「モデル選択」が非表示のまま、別の人では再表示されているという状況も十分にあり得ます。
■ 通信状況やアプリ状態による一時的な非表示
アプリの不具合やネットワークの遅延によって、モデル選択のメニューが正しく読み込まれなかった可能性もあります。
再起動やアプリの更新により復旧するケースも報告されています。
■ GPT-4.5の「提供終了」予定に変わりはありません
GPT-4.5は、2025年7月15日(火)[日本時間]での提供終了がOpenAIより正式に発表されています。
一時的に選べるようになったとしても、今後は「GPT-4o」への切り替えが進み、GPT-4.5は正式に廃止される流れです。
まとめ
- モデル選択の表示/非表示は、OpenAIの仕様変更や環境によって変動することがあります
- GPT-4.5は、2025年7月15日(火)に提供終了予定であり、段階的に使用できなくなる見込みです
- 本記事は2025年5月16日(金)午前7時時点の情報をもとに構成されており、今後も必要に応じて追記・修正していきます
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