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はじめに
Soraに新しく追加された機能が、参照機能(References)です。
この機能を使うと、画像を登録して
- キャラクター
- 背景や場所
- スタイル
などを固定しながら、動画を作りやすくなります。
今までのSoraでは、同じキャラクターを維持したい場合、毎回画像を添付して、さらに「この画像をベースに作成する」というベースプロンプトを最初に入れる必要がありました。
しかもそのベースプロンプトは、自分で考えるよりも、ChatGPTやGeminiなどのAIに作ってもらうことが多かったです。
参照機能が追加されたことで、その手間がかなり減りました。
目次
- Soraの参照機能(References)とは?
- 参照機能でできること
- 参照の作り方
- キャラクター参照を作ってみた
- シーン参照も追加してみた
- 実際に動画を作ってみた
- 使って分かったこと
- プロンプトはやはり必要
- Soraの参照機能を使う前はどうしていたか
- まとめ
Soraの参照機能(References)とは?
参照機能は簡単に言うと、「この画像や設定を動画の基準として使ってください」とSoraに伝える機能です。
これによって、これまで起きやすかった
- キャラの顔が変わる
- 服装が変わる
- 世界観がブレる
といった問題を減らしやすくなります。
参照機能でできること
参照には主に次の種類があります。
| 種類 | 用途 |
|---|---|
| Character | キャラクター固定 |
| Setting | 背景・場所・シーン固定 |
| Style | 映像の雰囲気・画風固定 |
| Other | その他の要素 |
今回自分は、まずネコと宇宙人をキャラクター参照として登録し、そのあとでガソリンスタンドのシーンも参照として追加してみました。
参照の作り方
作り方はシンプルです。
- 動画作成画面で「参照情報(References)」を開く

- 「Get Started」を押す

※初回だけ表示されます。
- 画像をアップロードする


- 参照名を入れる
英語表記(元)
日本語翻訳 - Character / Setting / Style / Other(キャラクター / 設定 / スタイル / その他)のどれかを選ぶ
- 必要なら説明欄を入れる

- 保存する ※スマートフォンの画面では、「保存する」ボタンが隠れて見えない場合があります。
一見簡単ですが、どの種類を選ぶかと、説明欄に何を書くかで結果が変わりやすいです。
キャラクター参照を作ってみた
まず、ネコと宇宙人の画像を使って、キャラクター参照を作りました。
今回は、宇宙人を学生服、ネコをセーラー服にしたかったので、説明欄にはこのように入れました。
縞模様の可愛い子猫(白と紺のセーラー服)と、小さな緑の宇宙人(黒い学生服)。毎回同じキャラクターと服装を維持。
ここではCharacterを選択しています。

この時点で、同じネコと宇宙人を使った動画を作りやすくなります。
シーン参照も追加してみた
次に、ガソリンスタンドの画像を参照として追加しました。
今回やりたかったのは、激安セルフガソリンスタンドの雰囲気を出すことです。
参照名は次のようにしました。
gas_station_self
ここでは、石油を掘っている一般人やガソリンスタンド店員などを含む、シーンの参考画像として使っています。

今回の検証ではこの画像を追加し、ネコと宇宙人のキャラクター参照と組み合わせて使ってみました。
実際に動画を作ってみた
動画作成画面では、参照情報として
- 学生服 ネコと宇宙人
- gas_station_self
の両方を選択しました。
今回のテーマは、
「ネコと宇宙人が激安セルフガソリンスタンドの秘密を見た。裏で石油を掘っている。ガソリンスタンドの店員は『セルフです』と言う」
というコントです。
結果として、ネコと宇宙人の服装や見た目はかなり揃ってきました。


ネコはセーラー服、宇宙人は学生服という設定がかなり反映されていて、参照機能の効果が分かりやすく出ています。
使って分かったこと
実際に試してみて、かなり重要だと感じたことがあります。
①参照機能+通常の画像添付
参照機能を設定した状態で、通常の画像添付もしてみました。
結果は、参照機能の方が優先されるようでした。
つまり、
- 参照画像 → 有効
- 通常添付画像 → ほぼ反映されない
という印象でした。
②参照機能+参照機能
一方で、参照機能を2つ使うと話が変わります。
今回は
- キャラクター参照(ネコと宇宙人)
- シーン参照(gas_station_self)
を同時に使ってみました。
すると、どちらの画像も反映されやすくなりました。
つまり今回の自分の体感では、
- 参照+通常添付 → 参照優先
- 参照+参照 → 両方有効
という結果です。

左(②)の方が、ガソリンスタンドの様子が正確に反映されているように感じました。
プロンプトはやはり必要
参照機能があるとかなり便利ですが、プロンプトはやはり必要です。
Soraは
- 参照画像
- プロンプト
の両方を見て動画を生成している印象です。
さらに、参照の説明欄にもある程度の入力が必要です。
何も入れないより、
- キャラクターの特徴
- 服装
- 維持したいルール
を書いた方が安定しやすいと感じました。
ただ、ここを自分で全部考えるのは意外と時間がかかります。
そのため、ChatGPTやGeminiなどのAIに聞いてみるのが早いです。
たとえば、
Soraの参照機能で使う説明文を作ってください。 子猫は白と紺のセーラー服、小さな緑の宇宙人は黒い学生服です。 毎回同じキャラクターと服装を維持したいです。
のように頼むと、ベースになる文章をすぐ作ってくれます。
Soraの参照機能を使う前はどうしていたか
今までは、同じキャラクターで動画を作りたい場合、毎回画像を添付して、プロンプトの最初に
Use the attached image as the exact character reference. Keep the same characters and proportions. Do NOT remix.
のようなベースプロンプトを入れる必要がありました。
こうしたベースプロンプトも、自分で考えるより、ChatGPTやGeminiなどのAIに作ってもらうことが多かったです。
参照機能が出たことで、毎回同じことを書く手間はかなり減りました。
まとめ
Soraの参照機能はかなり便利ですが、使ってみると次のことが分かりました。
- キャラクター固定にはかなり有効
- 通常の画像添付より参照機能の方が強い
- 参照+参照なら両方の画像が反映されやすい
- それでもプロンプトは必要
- 説明欄にもある程度入力した方が安定する
特に、同じキャラクターでシリーズ動画を作りたい人には、かなり便利な機能だと思います。
Soraの基本的な使い方はこちら
Soraの基本的な使い方や、
- AI動画の作り方
- ポリシー違反
- エラー
- プロンプトのコツ
については、こちらの記事でまとめています。
【2026最新】Sora2完全ガイド|AI動画の作り方・ポリシー違反・エラー・プロンプトのコツを実体験で解説
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