10ページの講演資料を読んで、保護者の感想を書けだと…?
ある日、仕事から帰ると・・・
「これ、学校から。感想書いて」
渡してきたのは妻だった。手には小学校の封筒、そして手渡されたのはA4サイズの講演資料、全10ページ。しかもびっしり文章。
僕:「なにこれ」
妻:「講演会。読んで、保護者としての感想を書くやつ。ほら、◯日までに提出って書いてある」
僕:「はい?」
妻:「お願い。読めば書けるでしょ?“資料を家庭で共有し、読後の感想を記入してください”って書いてあるんだから」
こうして、10ページの“講演会資料感想文ミッション”が、僕に下された。拒否する権利なんて存在しない。
正直、やりたくなかった。だが、ここで逆らうと平日の夕食の肉率が著しく下がる。
というわけで、スマホを片手にChatGPTを起動。
「読んだふりをして感想を書く」――試しにやってみた。それが、すべての始まりだった。
📚講演資料:ざっくり要約
タイトル:親子の「還る家」はありますか?
講師:○○ ○○ 氏
- 現代社会はストレスが多く、人と人とのつながりが希薄になっている。
- 子どもたちも「甘えたいけど甘えられない」「助けてと言いたいけど言えない」など、孤立しがち。
- 大切なのは、安心して「泣ける」「甘えられる」「失敗しても受け止めてもらえる」場所=“還る家”を持つこと。
- その還る家は、物理的な家だけでなく、心の居場所でもある。
- 親として、まずは「子どもの感情によりそうこと」が大事。無理に指導しなくていい。
- 「がんばらなくてもいい」「泣いてもいい」と言える家庭であること。
👨👩👧👦 保護者として、まじめな感想
講演資料を拝読して、「還る家」という言葉の持つ深い意味を考えさせられました。
家というのは、ただ寝る場所や生活する空間ではなく、心から「戻ってきたい」と思える場所であるべきだということ。
私自身、仕事や生活に追われ、子どもの気持ちをゆっくり聞く時間や余裕を失っていたことに気づかされました。
「泣いてもいい」「甘えていい」――そんなふうに子どもに言えているだろうか。
これからは、“正す”よりも“寄り添う”ことを意識し、子どもが「安心して弱音を吐ける親」でありたいと思いました。
ここまでは、良かったが、
ちょっと魔が差した・・・
🌈 オネエ感想文:「親子の『還る家』はありますか」講演録よぉ〜
いやんもう…読んでてウルッときちゃったじゃないの。
この先生のお話、まるで心のスナックみたいだったわね〜。
疲れた時にふらっと寄って、ただ「大丈夫よ」って言ってくれる場所…
それが“還る家”ってことなのねぇ。
「甘えていいんだよ」「泣いてもいいんだよ」って、あたしも誰かに言ってほしかったのよ、昔…。
今の子たち、頑張りすぎて心がカッサカサなのよ!水分と愛が足りないの!
でもね、そんな時に「そのままでいいのよ」って言ってくれる大人がいたら、
それだけで救われるのよねぇ〜。
あとねぇ、あたしすっごく刺さったの。「面影」って言葉…
もういない人でも、心の中でずっと“還る場所”になってくれてる存在であるじゃない?
あれよ。泣けるわぁ…。
💋まとめるとね…
自分をまるっと受け入れてくれる場所、
それが「還る家」。
物理的な家じゃなくて、人のぬくもり、つながり、そういう心の話なの。
あたしたち、もっと「甘えていい社会」にしていかなきゃダメよぉ〜!
以上、オネエ目線の感想文でした💃✨
🌰 ハムスターのかんそう
『おやこの「かえるおうち」はありますか』をよんだのだ〜
うぅ…おはなしをよんで、なんだかほっぺがじ〜んってしたのだ…。
がんばりすぎてるひとに、「がんばらなくてもいいのだよ」っていってくれるばしょ、
それが「かえるおうち」なんだって、ハムはおもったのだ!
ハムも、ときどきこわくなって、ふるえてしまうときがあるのだ。
でも、だいすきなひとが「だいじょうぶだよ〜」ってよしよししてくれたら、
すごくうれしいのだ!
だから、ハムもおともだちに「きゅるっ!そばにいるよ〜」っていってあげたいのだ。
ハムのこころにも、ちゃんとひなたぼっこできるばしょがあるのだ〜。
🌼 小3女子の感想
『親子の「かえるいえ」はありますか』をよんで
わたしは、このおはなしをよんで「かえるいえ」がとってもたいせつだなっておもいました。
「かえるいえ」は、おうちだけじゃなくて、こころがほっとするばしょのことなんだって、わかりました。
こまったときや、かなしいとき、だれかに「たすけて」っていえるのって、ゆうきがいるけど、
「ないてもいいよ」「がんばらなくてもいいよ」っていってもらえたら、なんだか、あったかいきもちになるとおもいました。
わたしも、おともだちがこまったら、「だいじょうぶだよ」っていってあげたいなっておもいました。
おかあさんやおとうさんのことも、もっとだいじにしたいです。
🛠 ガテン系の感想文
『親子の「還る家」はありますか』読んでみたッス。
正直、ふだんこういうの読まねぇタイプなんスけど、なんかジーンときましたわ。
現場で働いてると、なかなか子どもとゆっくり話す時間も取れねぇんスけど、
「甘えていい」「泣いていい」って言葉は、めちゃくちゃ刺さりましたわ。
子どもが外で頑張ってんのに、うちの中でも気ぃ張ってたら、どこで休めんだって話ッスよね。
オレも、帰ってきた子どもに「おかえり、今日は大変だったな」って、
ちゃんと声かけられる親父でいたいッス。
心の筋トレ、やっていきます!
🏰 貴族風の感想文
「還る家」――まことに尊き概念にございます。
人の子が、涙を流すをも赦され、弱さを晒すことも咎められぬ、
そのような空間が、どれほど希少なことでありましょうか。
吾が家もまた、子らにとっての心の居城たらんことを願って日々を営んでおりますが、
本講演により、その覚悟を新たにいたしました。
されば、我が子らよ。いかに世間にて踏み躙られようとも、そなたの帰る場所はここぞ。
父と母の慈愛は常にそなたの背を支えん。
🧢 ちょっとワケあり風の若者の感想文
まじ病むわこれ。てか、泣けた。
「甘えていい」とか「泣いていい」とか、
そういうこと言ってくれる大人って、ガチで神。
オレら、ずっと我慢してんのに、
「強くあれ」とかばっか言われて、しんどいっての。
この講演、マジで聞かせたい大人いっぱいいる。
てか、「還る家」って、
家じゃなくて、心が休まる場所のことなんだよね。
それなすぎて、共感しかない。
🔚 まとめ
真面目なやつから、ネタっぽいやつまで、全部ChatGPTが書いた感想。
でも、どれにもどこか“本音”があって、読んでるとちょっとだけ泣きそうになる。
これ、もはやChatGPTと一緒に作文してるんじゃなくて、
ChatGPTを通して自分の気持ちを整理してるのでは? ということに。
とはいえ。
結果的に3〜4行くらいでまとめないといけなかったらしく、参考になったのかしら??
・・・なるわけないな。
(次回:後編は反抗期のお母さんの感想文他へ続く)※これは参考になるか!!?
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