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ChatGPTにアプリ連携機能が登場! 日本語版では未対応だが覚えておこう

ChatGPTにアプリ連携機能が登場!日本での現状と制限を徹底解説

OpenAIがついに、ChatGPTに「Apps in ChatGPT(アプリ連携機能)」を導入しました。 チャットの中で直接アプリを操作できる、まさに“次の時代”のアップデートです。

ただし現時点では、日本語ロケール環境(日本設定)では接続設定までは可能でも、実際の動作は制限されているケースが多いのが現実。設定までしか動作せず、実際の生成は不可。 それでも今後の展開を見据えて、どんな機能なのか今のうちに理解しておく価値があります。 

この記事では、公式発表をもとに「できること・できないこと」を整理して紹介します。

※本記事の内容は2025年10月8日時点の情報です。機能の仕様や対応範囲は今後のアップデートで変更される可能性があります。


1. 「Apps in ChatGPT」とは?

OpenAI公式発表によると、Apps in ChatGPTは、チャット内でアプリを直接呼び出して操作できる新機能です。

これにより、たとえば次のような操作が可能になります:

  • Canvaで画像を作る
  • Spotifyで音楽を再生する
  • Booking.comでホテルを検索する
  • Figmaでデザインを開く

OpenAIはこれを「チャットを新しいアプリのプラットフォームに進化させる」ステップと位置づけています。


2. 連携対応アプリ一覧(2025年10月時点)

公式パートナーとして紹介されているアプリは次の通りです:

いずれも現時点では英語UIを前提に動作しており、日本語環境では制限があります。


2.5 連携の前提:画像・ファイルの「処理」と共有許可が必要

ChatGPTで外部アプリ(例:Canva)を使うには、チャットにアップロードした画像やファイルを ChatGPTが一度“処理(解析・整形)”し、アプリに共有する許可を与える必要があります。 この許可がないと、アプリ側は画像にアクセスできず連携が失敗します。

手順(モバイルの例)

  1. メニューを開く:左上の三本線から「設定」へ(画像参照)。

  2. アプリとコネクターアプリとコネクター」を開き、使いたいアプリ(例:Canva)を有効化

  3. 画像をチャットにアップロード:連携に使う画像をこのチャットにアップロード。
  4. 画像の処理を依頼:「この画像を使って◯◯したい」などと指示すると、
    ChatGPTが画像を処理し、その画像をアプリに共有してよいかの許可ダイアログが表示されます。
  5. 共有を許可:許可すると、アプリ(例:Canva)側で画像が使える状態になります。

ポイント: 共有許可は会話・ファイルごとに求められる場合があります。 初回は必ず許可フローが出る想定です。

よくあるつまずき

  • 許可ダイアログが出ない:画像をアップ後に「この画像をCanvaで使う」等、アプリ名を明示して指示する。
  • ボタンが灰色のまま:「アプリとコネクター」で該当アプリが有効になっているか確認。
  • 処理はできるが生成が失敗:日本語ロケールでは一部機能(例:CanvaのAI生成)が制限される場合あり。
    一時的に英語UIに切り替えると解決することがあります。

※画像やファイルの共有は、許可した範囲でのみアプリに渡されます。不要になった共有は、「アプリとコネクター」からいつでも無効化できます。


3. 実際に連携を試してみた(Canvaの場合)

ChatGPTとCanvaを接続し、「SNS用サムネイルを作って」と指示したところ、接続自体は成功。 しかし生成の段階で以下のエラーが発生しました。

❌ Error: Non-English locales are not supported

つまり、CanvaのAI生成機能は日本語ロケールではブロックされているということ。 アプリ連携自体は確認できるものの、実際のAI生成までは到達できません。

英語設定に切り替えると正常に動作するため、現時点では「日本語ユーザーは設定止まり」と言えます。


4. 日本ではなぜ動かないのか?

主な理由は以下の通りです:

  • Canvaや他アプリのAI生成機能が「英語環境限定」で設計されている
  • ChatGPT側のロケールが日本語だとAPI接続が拒否される
  • Apps in ChatGPT自体がまだプレビュー(試験)段階

つまり、まだグローバル対応が完全ではなく、英語圏優先で展開されているのが現状です。


5. 実際の連携方法と現状の制限

  1. チャット内で「Canvaを使って○○を作って」と入力
  2. ChatGPTがCanva連携を提案し、許可を求めるダイアログが表示
  3. 許可後、CanvaがChatGPT内に統合(※設定までは成功)
  4. ただし、日本語設定だと生成や編集がブロックされる

このため、現状でできるのは「連携設定」まで。実際のデザイン生成や操作までは、英語ロケールに切り替える必要があります。


6. 日本ユーザーが今できる対処法

方法 説明
① Canvaを英語設定に切り替える Canvaの設定 → 言語 → English(United States)に変更すれば生成可能。
② ChatGPTで構図を作り、Canvaで再現 ChatGPTでデザイン案を作って、Canva上で手動再現する方法。
③ 今後の日本語対応を待つ OpenAI側が日本語ロケール対応を順次展開予定。

7. 今後の展望と期待

Apps in ChatGPTは、AI時代の新しい“アプリ統合のかたち”です。 今後はより多くのアプリが参加し、音声、画像、動画を含む統合体験が可能になるでしょう。

日本語対応が進めば、ChatGPTからCanva・SpotifyFigmaなどを直接操作できるようになり、 ブログ・SNS運用やデザイン制作のワークフローが大きく変わります。


まとめ

  • ChatGPTの「アプリ連携」機能が正式に発表
  • Canvaなど人気アプリが接続可能に
  • ただし日本語環境では現在“設定まで”しか動かない
  • 英語設定に切り替えるとAI生成が可能
  • 今後のアップデートで日本語対応が期待される

最新情報は公式サイトでチェック: Introducing Apps in ChatGPT - OpenAI


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