AIでマンガを作れる!?ワクワクしながら挑戦したら思わぬ壁が…
「AIでマンガが作れるか!?」できたら凄いなと思い、興味津々で試してみることにしました。手軽にキャラクターやストーリーを作れるなんて夢のよう!…と思いきや、予想外の壁にぶつかることに。ChatGPTストーリーを考え、ChatGPTで校正して『マンガを作成して!』。ところが、実際にやってみると、予想外の壁に何度もぶつかることに…。
今回は、実際に試してみて感じた難しさや、思わぬ落とし穴を記事にします!
うまくいかなかったポイント
1. 日本語フォントを入れても英語が消えない
ChatGPTでマンガの吹き出しを日本語化するには、日本語フォントが必要だと分かりました。そこで、日本語フォントをダウンロードし、適用してみたのですが、なぜか英語の文字が消えないまま残ってしまいました。
いくつかのフォントを試しましたが、結局うまく適用されず、「英語を手作業で消して日本語を入れるしかないのか?」という状況に陥りました。
2. DALL·Eを使うと勝手に英語が入る
DALL·E(OpenAIが提供する画像生成AI)で吹き出しのないマンガ風の画像を生成しようとしたところ、なぜか勝手に英語のセリフが入ってしまいました。
「吹き出しなしで」と指定しても、キャラクターのセリフが英語で表示されるため、後から編集するのが大変でした。おそらく、DALL·E側で自動的にストーリー性を持たせようとしてしまうのかもしれません。
3. DALL·Eを使わずに作成してもらおうとすると、絵自体が作られない
「DALL·Eを使わずにマンガを作って」と指示してみたところ、今度はまったく絵が生成されませんでした。
おそらく、ChatGPT自体には画像生成機能がないため、DALL·Eなしではマンガを作れないのかもしれません。AIにとって、画像生成と吹き出しの調整を同時に行うのはまだ難しいようです。
4. 見本の絵をアップロードして「このトーンで」とお願いすると、そのまま吹き出しだけ足される
試しに、自分が希望するトーンの見本画像をアップロードして「この雰囲気で描いて」とお願いしたところ、AIはそのまま見本の絵に吹き出しを足してしまいました。
本当は「この雰囲気に似せて新しい絵を描いてほしい」という意図だったのですが、AIは「そのまま使ってOK」と解釈してしまったようです。
じゃあどうすればいい?
これらの問題を解決するために、いくつかの工夫が必要だと感じました。
- フォントの適用方法をもっと研究する → 日本語フォントの適用が完全に機能する方法を探す
- DALL·E以外の画像生成ツールを試す → 例えば、別のAI画像生成ツールを組み合わせる
- 手作業で調整する部分を決める → 100% AIに任せるのではなく、最初から一部を手作業で編集する前提で作る
AIを使えばすぐにマンガが作れると思っていましたが、現状ではまだ試行錯誤が必要だと実感しました。
まとめ
AIを活用したマンガ作成は、一見簡単そうに思えますが、実際には予想外の問題がたくさんありました。
しかし、こうした試行錯誤を繰り返すことで、AIを使いこなすためのノウハウが蓄積されるはずです。まだまだ改善の余地はありますが、今後もAIと人間のコラボレーションで、よりよいマンガ制作の方法を探っていきたいと思います!
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